論文番号 260

著者名 藤田、中村、榊原、吉田

論文題目 湯浅湾における津波対策に関する一考察

討論者 東北大、今村文彦

質疑

 近年、津波来襲時ではない時の津波防波堤設置による水質問題も関心が高まっています。津波対策工として図−4に、Type−1と2が提案され、それぞれ同程度の効果が上げられるということでした。湾水交換などを含めた水環境としてType−1と2ではどのように異なるか、もし検討されているならお教え下さい。

回答

 ご質問の内容については、潮流計算、CODの拡散計算、マーカー追跡などにより比較検討を行っております。検討は、現状、Type−1、Type−2について行いました。

 検討結果によれば、Type−1よりType−2の方が湾水交換がよいと考えられます。その理由としては、Type−2では両端に開口部があるため、死水域ができにくく、湾水の流出入が向上したものと考えています。潮流計算、マーカー追跡からそのような状況が推察された。ただし、その差はそれほど大きなものではありませんでした。

 ここで考えた防波堤の設置水深は約10mと比較的浅く、かつ日の干満差も110cm あるため、比較的湾水交換がしやかったものと考えられます。

 

目次に戻る