論文番号 218

著者名 川西 澄・小谷 英史・余越 正一郎

論文題目 超音波ドップラー流速計を用いた感潮域の流動と懸濁物質濃度の現地観測

討論者 山西博之(九大・工)

質疑

 図5中,同一摩擦速度u*に対してwsがばらついているが,これはどうしてか? ws自身,u*の関係とともにcの関数でもあり,これを考慮すべきでは?

回答

 図6(a)に示してあるように,平均濃度cは最大でも14(g/m3)程度と小さく,これが平均沈降速度wsに影響するとは考えていない.現在のところ,懸濁粒子の平均粒径が変化しているためであると考えているが,はっきりしたことはわからない.今後,粒径などの測定を合わせて行い,検討したい.

 

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